日時 2013年 3月29日 (金) 20:00 開演 / 30日(土)19:00開演

Friday, 29th, 20:00 / Saturday, 30th, 19:00, March, 2013


*ロビー開場は開演20分前です。開演直前に整理番号順のご入場となります。(前売・予約の方優先)
*演出効果の関係上、開演後にいらした方はすぐにご入場できない場合がありますのであらかじめご了承ください。
*上演時間は60分前後を予定しております。

会場 planB (中野区弥生町4-26-20モナーク中野B1)Tel/Fax 03-3384-2051
■access■
□東京メトロ丸の内線中野富士見町駅下車徒歩7分 
□JR中野駅南口より京王バス1番 渋谷行/新宿駅西口行約10分「富士高校前」下車すぐ(MAP参照)

料金 お申し込みの際は、下記いづれかをご明記ください。

前売2500円(ゆうちょ振替のみ/申込〆切=3/23)

予約2800円(当日お支払い/前日まで受付)

当日3000円(開場時発売/残席分のみ先着順)

*入場約50席まで。当日券は、残席分のみとなります。

【Fee】 ¥3000 ( ¥2800 reservation )


チケット申込み・予約/問合わせ 

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*「予約」は公演日前日まで受付となりますので、ご注意ください。また、公演当日のお問い合わせは 03-3384-2051(planB)にお願いします。


CROSS SECTION* BLOG(最新情報、作品ノート、残席情報、お知らせその他)

櫻井郁也/十字舎房ウェブサイト (プロフィール・クラス情報)



ソロ二度目の海外招聘となった前作『Hakobune;方舟(ルクセンブルク公演)』を経て、この、呼吸と沈黙をめぐるダンスを構想した。初まりは、ジャン・コクトーの教会の記憶。フランスの小さな教会の闇だった。コクトーのつくったステンドグラスが淡い青光を投げていた。異郷の祈りの場所で、自らの呼吸に耳を澄ましていた。一瞬一瞬の呼吸が、失われてゆく時を数える儀式のように思えた。息をする、そのこと自体が、幸運な奇跡との過ぎゆくダンスであるように思えた。あの震災の影響もあるのか、恥ずかしげもなく、時の流れが哀しくイノチが愛しい。呼吸に身をゆだねる。呼吸に導かれる循環の渦に身をゆだねる。そして空白になる。空白になり、ただひたすらに訪れるフォルムをダンスする。ダンスによって、内部から、ほどかれ、大気に還ってゆくものを、見贈ってゆくのかもしれない。消尽というべきか。プロセスに寄り添っていただければ幸いである。


artists statement : I pursue my dance works to be “a body as zero” on stage. It is just a body, which has no individual background, no generation, no border, and even no identity. It is a body for resonance, and it is like a natural phenomenon, which is changing continually like fire or earth. I think dance is the art of dynamics. The moment “a body as zero” starts moving with the new power of life created by the operation of music, lights, and the space, I think that is the beginning of dance. Dance is like a correlation between rising and vanishing energy on a purified body and the way it becomes is just like primitive rites or meditations seeing unknown imagination.-----Ikuya Sakurai


                                        

【プロフィール】

《櫻井郁也 Sakurai Ikuya》舞踊家。1964年、奈良県生。笠井叡に師事。初公演「深き淵より-霧 / 雨ノ木」ののち、美術の櫻井恵美子と共にダンスアートユニット「十字舎房(cross-section)」を設立(1997)。以後、共同で創作活動を行い、現在まで40余のダンス公演を持続。定期的な劇場公演のほか、NHK教育番組での振付・テキスト執筆(2002~07放送)、「ダンス白州」フェスティバル(2001,2006~09連続参加)での野外ソロ、横浜国立大附属小学校での子どものためのソロ公演(2012)など、多様な活動を重ねる。 2006年、ポルトガル招聘公演。2012年夏、越後妻有アートトリエンナーレ参加。2012年秋、ルクセンブルク招聘公演およびワークショップ。東京・杉並で独自のダンスクラスを指導する。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。同・芸術研究所修了。オイリュトミーシューレ天使館・第一期修了。主な作品に「カナリゼーション〈祈りの河〉」(04)「TABULA RASA」(06)「HAKOBUNE・方舟」(12)など 。


profile : Sakurai Ikuya is a dancer/choreographer based in Tokyo. He became a pupil of Kasai Akira .  In 1997, he has created a company with artist Emiko Sakurai a company “Sakurai Ikuya/CROSS-SECTION”. Until this date, he has created and performed more than 40 dance pieces, and also has been teaching professionals and amateurs, through exploring the new possibilities of butoh. 2000: Participated in "Theater X(cai)" International Dance Festival Tokyo.  2001and 2006-2009: participated continuously in  "Dance Hakushu" Festival directed by Tanaka Min.   2002: Choreographed for NHK educational TV Program. 2006: Invited from 10th “a sul” Contemporary Dance Festival in Portugal.  2012: participate in Echigo-Tsumari Art Triennale Niigata Japan.2012: Invited from "Centre culturel régional Dudelange", and "Centre de Création Chorégraphique Luxembourgeois" , LUXEMBOURG.

ダンス・光・音:櫻井郁也 

美術・衣裳:櫻井恵美子

企画制作=十字舎房

共催=plan-B

Dance, Choreograph, Lighting design, Sound and music composition = SAKURAI Ikuya,

Art installation, Costume = SAKURAI Emiko

Production = cross-section

Coproduction= plan-B

櫻井郁也ダンスソロ『青より遠い揺らぎ』

Sakurai Ikuya dance solo ”breathing blue”

2013. 3/29-30 plan-B (東京・中野)

29th and 30th, March, 2013 plan-B, Tokyo                    

息をきく。

このいまの、息をきく。

遠く透きとおってゆく。

沈黙する。

この息の、このたしかな震えを、沈黙する。


コトバの無いコトバを、きく。

内部にケイレンするあらゆるものを、きく。

息だけが記憶する、はるかむかしを、きく。


ほどき、むすびなおす、起源、

さまよう風の、あるいは、失われた火の、ゆくえ・・・。

この果てしない、

時の無い時の、あるいは、青よりも遠い、カンカク。


洪水のあとの、はじまったばかりの、冬のなかで、

この、いま、とともに、きく、


いきることの、あぶなっかしさの、

からだなる空白の、もういちど、ひびきはじめてゆく、ひびき。


息をきく。

そっと、揺らぐ。


(Sakurai Ikuya : notes 2013)